ご挨拶
当会は、平成2年に、臨床工学技士の職業倫理の高揚と学術・技術の研鑽および資質の向上を図るとともに、医療機器に支えられた医療・福祉の信頼性の向上に努め、国民の医療・福祉の発展に継続的に寄与することを目的として発足し、平成24年4月1日に「公益社団法人日本臨床工学技士会」として正式に認定されました。
臨床工学技士法が公布されてから30年間の医療の進歩や変容は目覚ましいものがあり、特に現代医療には医療機器が不可欠なものとなっております。また、医療機器の適正な操作や保守管理に関し、医療法・医薬品医療機器等法の改正が行われ、安全確保の観点から、医療機器の保守管理の推進や生命維持管理装置に対する医療機器安全管理等に対して診療報酬が新設されるなど臨床工学技士の活用が図られております。
今後も、臨床工学技士の新たな業務環境を創設し、当会および全ての臨床工学技士が力を合わせ、21世紀の新しい医療体制の構築および国民に対し安全な医療機器の提供を行うことを目指します。そのために、国際的視野を養い、世界に冠たる医療機器の専門職として治療の質の向上と安全確保に向けて、下記の事業を確実に全うすることを “~専門性を生かした新たな社会貢献!~” の精神で、遂行していきたいと思います。
今後とも関係各位のご理解とご支援を、宜しくお願い申し上げます。
平成29年5月吉日
公益社団法人日本臨床工学技士会
理事長 本間 崇
・・・・・(公益社団法人日本臨床工学技士会の事業内容)・・・・
【本会の目的(定款より抜粋)】
本会は、臨床工学技士の職業倫理の高揚を図るとともに、学術技能の研鑽及び資質の向上、生命維持管理装置をはじめとする機器に支えられた医療・福祉の信頼性の向上に努め、もって国民の医療・福祉の進歩充実に寄与することを目的とする。
前項の目的を達成するために都道府県を区域とする臨床工学技士会との連携を密にする。
【公益目的事業とその他の事業】
公1 全国の臨床工学技士を対象にした学術技能の研鑽及び資質の向上を目的とした事業
公2 臨床工学領域における安全対策事業
公3 臨床工学の普及啓発に関する事業
他1 学術技能の研鑽及び資質の向上に関する事業
他2 相互福祉に関する事業
他3 図書、印刷物の刊行に関する事業
以上
追記:“内閣府”とは、日本の中央省庁の一つで内閣機能強化の観点から、内閣を助けて内閣の重要政策に関する企画立案及び総合調整、内閣総理大臣が担当するのがふさわしい行政事務の処理などを行うことを任務とする。(以上、“内閣府”のホームページより抜粋)