CE PRIDEの公表について
1987年に臨床工学技士法が公布され、30年あまりが経過致しました。当会は、1990年に任意団体として発足し、2002年に社団法人に移行、2012年に国より公益社団法人の認可を頂き、現在に至っていますが、当会の会員登録者数は2021年1月に2.1万人に達し、組織力を増しています。
他方、超高齢化社会に対応するために、2025年を目途に医療機能の強化、病院・病床機能の役割分担・連携の推進、在宅医療の充実等をはかるため、多職種が連携した質の高い医療・介護が受けられる医療サービス提供体制の制度改革が進められています。また、2024年から医師に対する時間外労働の規制が開始されることが決定しています。
このような社会や医療情勢の変化に伴い、臨床工学技士に寄せられる期待も、より大きなものとなってきております。
当会が公益法人として社会に貢献するには、活動の軸となる理念・使命(ミッション)と中長期的な達成目標(ビジョン)を定め、それに沿って事業を実行しなければなりません。また、臨床工学技士個人が持つべき価値観(バリュー)を明確にすることも重要です。
この度、これらを「CE PRIDE」として公表致します。
この臨床工学技士の誇り(CE PRIDE)を、我々がこれから進む道の羅針盤とし、会員の皆さまと共に、全ての人が健康で笑顔になれるよう、努めてまいりたいと思います。
公益社団法人 日本臨床工学技士会
理事長 本間 崇